看護部長 インタビュー
北部地区医師会病院の柴山看護部長に今回の募集の背景についてお話をお伺いしました。
看護師を大募集している理由を教えてください。
2006年の4月に看護基本料で7:1看護という区分が新設されたのを受けて、積極的に看護師の募集を進めた結果、無事基準をクリアすることができました。
ただそのときに県内だけで看護師の人数を確保するのは難しいので、県外からも積極的に受け入れたのです。
今県外から来られている看護師の方の中には、やっぱり短期間なら沖縄で働きたいということで半年間の契約で来ている方もいるものですから、どうしても半年クールで人材の入れ代わりが入ってしまうんですね。
ですから代わりの看護師が必要というのもありますし、また急性期の病院というところもありますから、看護師一人一人の負担を減らして、なおかつ患者さんへの対応も充実させてと考えると、まだまだ看護師を募集することが必要なんです。
なぜ県外からの採用に積極的なのでしょうか?
今は県内の方と県外の方の人数は、だいたい1:2〜2:3くらいですので、県外から来られている看護師の方が多いんですね。
というのも県内ではなかなか人が集まらないという状況があるんです。
県内の人にとっては北部地区医師会病院がある名護は田舎ですので、特に若い子だとやっぱり買い物しやすいだとか街に出やすい環境を希望しているのではないでしょうか?
また沖縄県特有の事情になってしまうと思うんですけども、公務員の方が給与が高いんですよ。沖縄県では民間の病院よりも県の病院の給与の方が高いので、やっぱりそちらに流れてしまうんです。
ですから、沖縄を気に入ってくれて県外から応募したいという方も積極的に受け入れてサポートするようにしています。
どのような人材を求めているのでしょうか?
今は人手が足りていない状況ですから県外から来ていただけるのであれば、それだけでありがたいことですが、こちらに定着していただける方だとほんとうに助かります。
半年契約で来ていただいている方たちの場合は、この病院のやり方を教えて慣れたころにちょうど契約が終了してしまいますので、もともといる看護師の負担もなかなか減らないという状況があるんですね。ですからこの部分をなんとかしたいのです。
こちらに来て慣れていただいて、いずれは主力のリーダーというか管理職的な役割を担っていただける方、そういう意欲がある方に来ていただけると、とても助かります。
意欲がある方であれば、研修の希望も積極的に取り入れていますし、勤務希望に関しても他の職員とのバランスはありますが、ある程度融通の利かせ方を工夫しているところですので、まずは応募いただければと思います。
年齢やブランクを気にされているのであれば、最初から正規職員で採用させていただくかどうかは状況によって変わりますが、1,2ヶ月臨時職員として来ていただいてやる気と経験を確認させていただいた上で正規雇用という形もできますので。
ただ沖縄のゆったりしたイメージだけで来られるとギャップを感じるかもしれませんね。
急性期なので病院自体はやはり忙しいのは忙しいです。
職場を離れれば沖縄の人たちののんびりしたというかスローペースな雰囲気を感じることはできると思いますので、そこは切り替えをしっかりしてもらえれば大丈夫だと思います。
今後はどのような職場環境を目指しているのでしょうか?
以前の病院の状態と比べると業務の効率化の部分は少しずつ進んできていると思います。
中途採用者の方でもあまりプレッシャーを感じずに職場に慣れていただくために、教育計画みたいなものを少しづつ作り始めているところです。
また北部地区医師会病院は医師会立ですので、どうしても医師の意見が強い部分があるんですが、看護師にとっても患者さんにとってもよりよい環境づくりのために少しずつ協力してもらっているところです。
私自身は管理職になった以上は、スタッフが働きやすくなるためにはどうすればいいのかを常に考えていこうと思っています。そうすれば、患者さんの声を聞いていい看護を提供していくのはスタッフが担ってくれると思っていますので。そのためにもスタッフが働きやすい環境を作ることが重要だと考えています。
また、今後は自分たちが、病院の経営にどうアピールしていくかというのが課題ですね。患者さんに最も近い立場で考えることが出来るのが看護職だと思っていますので、患者さんにとって最もいい医療の提供のために、看護職の意見をより多く取り入れてもらえる環境を作っていきたいと思います。
